日常の幸せと儚さは紙一重かもしれない
蝉の鳴き声が、セクシーセクシーセクシーと聞こえちゃうのは私だけでしょうか。
この間大学構内を歩いていたら、スーツ姿の友人を見かけました。
今年の交換留学生に向けて、壮行式があったそうです。
・・・もう少しだもんねぇ。
留学から帰ってほどなくして、このブログを始めましたが、
よく考えてみるとその留学に飛び立った最初の日からもうすぐ一年
(9・11だったことは覚えている)
・・・・・早い
・・・・・・・・・早すぎる!!
ということはつまり、向こうで知り合った友達とも
もうすぐ出会って一年という事か。
なんとまぁ幸せな。
身近にも、海の向こうにも、
私をわかってくれる人がいるって、
なんと幸運なのだろう。
そんなことを一人ぼーっと考えていたら、何かをお互い感じたのか、絶妙なタイミングでアメリカの友達から突然メッセージが来ました。
「この間、友達のおばあちゃんに会ったんだけど、すごくサキを思い出したよ!!物腰とか、面白い所とか、雰囲気とか!!」
私も知っているそのお友達は、日本人の血筋をもつ青年。
へぇ~そんなに似てたの~アハハハ
とか言いつつも、
こうして私がいなくなった後も、日々の中で私を思い出してくれて、それを逐一言ってきてくれたりなんかして、すごく嬉しかったりします。
というか、グランマなのか!!
そしてもう一人、
留学中に出来た友達第1号。
お互い留学生だったので、今では彼女も母国フランスへ帰国済み。
実はこの夏、私がフランスに行くことを計画していて、けっこう連絡はとりあっていたのですが、
その日は「南フランスにいるんだ~会いたいよ〜」とメッセージが。
・・・誰?!どうした?!そんなセリフ、絶対言わないじゃん!(真顔)
後ほど、サッカーの応援のために、フランス国旗をほっぺに付けた写真が送られてきて、ただ楽しかった模様です。何だよ(笑)
でもいいねぇ〜盛り上がってて!
とその時はすぐに会話を終えました。
まさかね、とメッセージを送ったんですが、なかなか返事が来ない。
詳しい場所を聞いていなかったので、ずっと心配していたのですが
結果違う南フランス地域にいたようです。
もし、こうして知り合っていなかったら、このニュースを見た時も
またフランス・・・可哀想だな・・
という具合にしか思わなかったと思います。
熊本の震災の時も、熊本の友達が身近にいてなんだか同じくして思い入れが強くなった時と同じで。
未だ苦しむ現地の人々のことを思うと、なかなか言いにくいのですが、友達が無事だということは、やはり何よりも安心しました。
フランスのテロはパリ市内の同時テロがまだ記憶に新しく、本当に世界はどうなっているのだろう、どこに向かっているのだろう、と。ISやテロや難民問題、何か行動しようとも、現状すぐにどうにかなるものではないですが、目の前で、自分や隣にいる人の日常が変化して、壊されるってどういう感じなのだろう。
-テロは何の関係もない人々の日常を脅かし、壊すことが目的であって、私たちが普通の生活を送ることが一番の抵抗なのでは。
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