慣れる と 染まる

こんにちは。
洗濯物を干していたら、
自分のボーダー柄のバラエティの
豊富さに若干驚きの昼下がりでした。


半年留学だし、
自分100%日本人だし、
逆カルチャーショックなんて
ないだろ〜〜と自負していましたが
物質的にも感覚的にもありました。

まず物理的なこと。
アイスを頼む時、プレートランチを頼む時、お菓子を選ぶとき、
・・・この値段で、この量なのか!
危ない危ない、肥満への第一歩ですね。
でもなんかやっぱり、お得感がなくて、
そのうえわたしは欲張りなので、
あのサイズに"慣れて"いたのだなぁと思います。

あとはシアトルは大きいまちだったので、

帰ってみると、あぁ、あの店ない、あの店もない、、、

という状況です。


感覚的な事だと、

「ハーイ、元気?調子どう?」という私が最初、

上手く順応できなかったあの定挨拶、

そうだあれ日本の人あんましないや。

ということや、

日本は 横並び・周りの目 というのが

社会で凄く重要なパートをしめていたなぁ、と

これまでに増して再確認。

これを言い切っちゃうのもどうかと思いますが、

多くを占めるものがそうなら、そう見えてしまいます。。

帰ってすぐ、じゃあもう就職に一直線だね!!!って

・・・そうかもけど

・・・・私まだ何にも言ってないし

・・・・やりたいこともあるヨ。。

(新卒が良きシステムだっていうのも分かる)


あと私が少し残念だったのは、恥ずかしさも承知ですが

日本に半年ぶりに帰って来て、某駅のエスカレーターに

無謀にも30キロ越えの荷物を抱えて乗ったのですね、

すると案の定、体を持っていかれ転がり落ちましたよね(笑)

実際笑えず、あやうく流血事故でしたよね(笑)

、、、でもですね、周りには沢山人がいたのにもかかわらず、

誰一人助けてくれなくて、みんな私を(可哀想に)見るだけ、

声すらかけてくれなくて、内心 えぇぇぇぇぇぇぇぇえ

その時ふと思ってしまいました、アメリカ人なら・・・


こう思うのは望ましくないとは分かっているのですが、

それだけ私がアメリカで会った人たちが、そんな時

助けてくれるだろうな~って思う人ばかりだったのかな、と。

というか、私の会った人たちが、すごく”自分はこう”みたいなのを

持っている人が多かったように思います。

人がどう思ってるなんか関係ないぜっ!みたいな。

もちろんこれにはモラルがきちんとあって、

道端で乱行するひとなんてそうそういません。

あ、あとレディーファースト。

日本で、そうか、こんなもんか。

私温室で育ってたな、と思いました。

(でもされて嬉しくないおなごなんていないと思います)


いろいろと書いてみましたが、ここで私が思うのは、

これはただ気づいただけで、逆カルチャーショックっただけで、

なんでアメリカはああなのに、日本はこうなの!!

という類の話ではないということです。

それぞれの国や社会には、かなり深くその文化が根付いていて

そこにいるならば、それに順応するのが良いかな、と。

(今の日本はいい意味でも悪い意味でもそうさせてしまうかもですが・・)


日本で初対面の人にハグで挨拶、はかなり厳しいし

(でもハグけっこう好きな自分)

アメリカで誰かに褒められて「いやいやいやそんなこと・・」

の一点張りだったら、感じ悪くとられちゃうかもです。

その国の文化を体感するっていう意味でも、

その土地の慣習とかは、自分がそう思ったなら

素直に”染まる”べきだなぁ、と感じました。


つまり、ルー〇柴のような留学帰国生は、確実に白々しい目を向けられるでしょうね。


海外っておもしろい。











Saki

大学生が行った、見た、聞いた、感じた

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