アイデンティティーダイバーシティー
こんにちは。
先日行った遊園地にて、某タレントのSさんを見かけ、
やはり芸能人ってオーラが違うわ~~と感心したGWでした。
このたび、友達の紹介である学生webサイトの
キュレーターをさせて頂くことになり、
その記事のネタ作りのために、アメリカのコミュニティカレッジで
受けた講義の資料を床に どばー っと並べてみまして、ふむふむ。
・・・
そういえば、授業のこととかあまり書いていなかった気がする・・・
ちゃんと受けてましたよ・・・
遊んでばかりじゃないんですよ・・・・
ってなわけで、今回は特に印象に残った講義をいくつか紹介したいと思います。
まずは秋学期に受けたビジネスマネージメントのhuman relationship、
なんか英語にするとカッチョいい名前ですが、
端的にに言うと"人間関係をどう構築していくか"
正直ビジネス要素はあったのか・・?という印象です笑
講義では一応企業内やプロジェクトチーム内での、っていう導入の仕方でしたが
人間の気持ちやモチベーション、その関係性とコントロールは
生きていく中で必須となるものではないでしょうか。
毎週木曜日はグループワークの日で、毎回ちがうメンバーを組み、
一言も話さずに誕生日順に並んだり、角砂糖を目をつぶって積み上げたり、
なんていうゲームをしたりしました。
でも楽しんでいるかのように見える中にも、
自然とチームワークが生まれていたり、
的確な指示を誰かが率先して出していたり、
プロフェッサーすげえと後々気づくのでした。
未来の車について構想してプレゼンをしたときは、
私のつたない英語を皆さんが協力して理解してくれようとしたり、
(ここにも自然とチームワークが)
何より興味深かったのが、クラスの年齢層と多国籍、
下は18歳、上は(おそらく?)40代50代の
人生の荒波いっちょ越えてきましたみたいな人たちと
一緒に学べる環境にいたことはとても新鮮でした。
次の講義は冬学期に受けたダイバーシティ―(多様性)
の中のQueer Identityという授業。
なんじゃそら? 私も当初は同じ反応をしました。
Queerって直訳すると ”奇妙な・風変わりな” っていう
訳になるんですが、他に”同性愛者の” という意味も含まれています。
日本ではまだ馴染の浅い LGBTQ+というワードですが、
左から順番にレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、
トランスジェンダー、queer、プラスはエイセクシャル等を表します。
ここまでは私の少ない知識でもなんか知ってる、くらいのレベルでしたが
勉強するとその歴史も、思想も、深すぎる。
私は今までストレートです、って言ってきたけど、
そもそもストレートって誰が決めたんだ?という疑問が浮上。
常識なんて言葉誰がつくったんだろう、という境地でした。
どうせなら、日本では出来ないような授業を受けよう
という意気込みでしたが、専門用語ばかりでついていくのもやっとで汗
また実際にそういったアイデンティティーの
学生もクラスにいて、彼ら彼女たちの実体験を聞いていると、
生きた授業っていう印象でした。
全身タトゥーで貫地谷しほりさん似の先生も
すごく親切で、人間味があって、
彼女が度々呼んでくれるゲイのゲストスピーカーさんたちは
超ユーモアで超クールでした。
実はゲイプライドでも有名なシアトルエリア。
彼らのシンボルであるレインボーカラーの横断歩道も
そのエリアでは拝見できます🌈
個人的な印象ですが、一方的なベクトルで講義が進む
ことが多い日本の大学の講義。
アメリカでは発言してなんぼ、
という空気が常にあったように感じます。
これは結果的に自分で考え、意見を述べる力を
養ってくれると思います。
私を含め今の多くの日本人にはこれが足りないのかなぁ、
と感じちゃいます。
ステイ ハングリー ステイ ストロング ですね。
0コメント