可愛い子には旅をさせろin北欧②

こんにちは。


先日、「あなたと同じ日に生まれた著名人の本」

というおもしろいカバーの本を見つけて買ってみました。

1932年生まれ、小田実さんの「何でも見てやろう」

あらすじを見てみると、著者が学生時代に行った

世界貧乏旅行の体験なんだそうで、

なんだか手に取らないと、という衝動にかられました。


そしてはい、①に続き、わたしも”何でも見てやろう”精神で訪れた

北欧旅行のキロク②でございます。



今回は旅行中主に滞在したスウェーデンについて。

親戚の話を伝わって、小さい時からどんな国なのか

(寒いことだけは覚悟していた)

想像を膨らませていましたが、

行ってみるとその穏やかな雰囲気が、

なんだかとても居心地が良かったです。


スウェーデンでは滞在が長かった分、

ホームパーティーや、学校、スーパーマーケットなどに

行く機会が沢山あって、より市民の生活に根付いた一面を

垣間見ることが出来ました。


→スーパー大好き系女子です(挙手)

その土地土地のものが置いてあったりなんかして、

面白くないですか?スーパー。

私は人生初、ザリガニちゃんを頂きました。

エビの歯ごたえが強いver.って感じでとても美味でしたヨ~



ちょうど訪れた時がイースターの休日だったので、

何件かお邪魔したホームパーティーでは、

数か月分のチョコと卵を食べた気がします。どれも美味しい。

これにお菓子キャンディー果物をぎゅうぎゅうに詰める。



また出会った皆さんがとても優しくて、

おまけに英語もお上手で、話していると楽しくて、

おまけに高身長で、話していると首が痛くて。

こんなどっから来たかも分からない小娘を、

あたたかく迎え入れてくださって、

なんて心優しい穏やかな国民性なんだろうか、と内心涙。




また前回にもお話ししたように、

ヨーロッパ、街並みから年季を感じました。

ただ単に建物が古いとかではなくて、

それらがあの空間を作り出している様な。

アメリカだと、ここのエリアはレトロな雰囲気、

という具合でしたが、

ヨーロッパはどこへ行っても中世の街並み残す、

っていう感じで、いっこいっこが私からすると

絵になるんですよねぇ。(インスタの更新率も上がる)

南部スコーネ地方にある、滞在したまちの風景




また北欧スウェーデン、生涯学習・福祉国家、

ゆりかごから墓場まで

というフレーズは有名だと思います。

私が本当にいいなと思ったのは、その教育制度です。

小学校から大学まで、教育費もろもろすべて無料、

親の経済状況が子供の教育環境に影響しない

というわけです。

公立と私立もあるようですが、違いはその教育方針、

学業における金銭面の心配は、必要なさそうです。


私は親戚の通う、小学校と高校にお邪魔したのですが、

どちらも小規模なもので、日本みたいに

校門どーん、校庭どーん、校舎どーん

みたいな学校を想像していた私は、

こういう感じなのか!と興味津々でした。


またある一日では、スウェーデン第三の都市

Malmö(マルメ)へ一人ローカル電車の旅。

赤レンガの街並み、フラットな草原、

移り変わる車窓からの景色を眺める事約一時間。

販売機でチケットを買って、電車の中でカードをチェックされる


電車内、すごくきれい。

スウェーデン語アナウンス、”next" のみ理解。





ヨーロッパといえば広い広場。


↑スウェーデンの無印と言われる ”グラニート”

その他北欧雑貨のお店が軒を連ねていました。

そういえば本当の無印も、デパートに進出してましたよ!

現地の人にも人気のようです。


マルメは半日で歩いてまわれるくらいの町で、

少し静かな路地に入ってみたり、

そこでビンテージショップを見つけて入ってみたり、

調子乗って Tack(ありがとう)って言ったら

スウェーデン語でベラベラ~~~って話されて

、、アイムソーリー?ってなったり。


いや~ 楽しかった。



日本への帰路で、物理的には地球を一周したわけですが、

本当に北欧ヨーロッパ、訪れてよかったです。


現地の人に、

「あそこのショッピングモール、おっきくていいわよ~ 

あ、でもあなたは日本から来たんだったわね。。ハハハ」

「え~!アメリカ~!?いいな~!どんな感じ~?」


彼らから見ると、アメリカや日本って大国なんだ、

という新たな視点で自分の居た場所を見ることも出来たし、

あとは本当に英語の存在のでかさ、

良い面も悪い面(少数言語が消えてしまうなど)

もありますが、英語って本当にでかいなぁ、と

ここにきて初めて実感したし、


もっともっと違う景色、におい、文化、人々、

に触れて感じたいと思いました。





んでやっぱり、英語以外の言語で話す人々と

会話したい・・・もう一言語、習得、、

という消えかけていた目標も心の片隅にチラついた旅だったのでした。



fin.







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