泊まる+α なゲストハウス
こんにちは。
今日通りすがりの小学生に「こんにちは」とあいさつされたので、
良い子やなぁ~と、私も前を歩く犬を連れたおばちゃんに挨拶したら、
・・!?(びくっ)
その後「ごめんね~!気づかんかったとよ~!ハハハッ」
と言ってくれる県民性も好きです。
そしてこの場をお借りして。
京都旅②でインタビューをさせて頂いたホホホ座さんが
フェイスブックにてブログを紹介してくださいました。
(ホホホ座さんfacebookより)
アマチュアのアの字にもみたない私の突然の依頼にも
快く承諾してくださいまして、本当にありがとうございました。
はぁ、京都またすぐ行きたいなぁ、暑くても。
またまた前記事につきましては、
カナダに行った際にお世話になった、
現地でワーホリをしている先輩にもシェアをして頂きました。
・・・・これは誰のことだろう。(真顔)
シンプルなのはただの私の語彙不足、精進いたします。
ありがとうございました!
はい、前回ご紹介した雑誌「nice things.」(ミディアム)さん、
の同企画にて実は福岡県にあるゲストハウスが紹介されていました。
広いラウンジに白を基調としたシンプルでお洒落なブランドニューワン。
商店街の一角にあるアットホームな空間で、
近くの市場から直送の食材を使った温かごはん、
、、と何で私がこんなに知っているのかと言うと、
つい最近そこへお邪魔させて頂いたばかりだったんです。
誌面で見つけた時は、自分何も関係ないのに
おぉー!って(笑)
私はゲストハウス(ユースホステル)が好きです。
タイトルにある+αとは、もちろんそこにある
たくさんの出会いや出合いのことです。
値段がリーズナブルであることはもちろん、
そこにある、人と人との距離感が好きです。
私がはじめてユースホステルを利用したのは、
カナダのバンクーバー、世界中からたくさんのバックパッカーたちが
旅の途中で羽を休めるために利用している場所でした。
日が暮れたまわりの様子はこんなかんじ
もし宿泊先に手厚ーいサービスとピッカピカの施設を求める方は
すこし考えどころかもしれません。はい。
(もちろん場所による)
基本素泊まりスタイルなので、なにもかもセルフサービスです。
学生の身分、これで十分です。はい。
(好きだから仕方ない)
たくさんの人が出入りしたんだろうなぁ~と思わせる
エントランスの扉の半閉まり具合、
レザーソファーの擦れ具合、
ステッカーとフライヤーで埋め尽くされた壁、
そのいい感じの汚れ具合が私にとっては
たまらなく、いけてました。
またカナダの様なザ・移民の国であったり、海外というだけで
同じシチュエーションでも日本では経験できないようなことだらけでした。
扉には世界の国旗が描かれている
私が4人用ドミトリーに入ると、既に3つのベッドは埋まっていて
床には大きなキャリーバッグと荷物が散乱、
・・どんな人たちなのかな、と想像を膨らませます。
少し小腹がすいたわたしは、夜食を求め夜の繁華街へ。
その時のわたしは、根拠のないルームメイトへの安心感から
鍵付きのロッカーがあるにもかかわらず、
荷物放り投げで部屋を出ました。
これ、絶対に真似をしてはいけませんよ(誰でもわかる)
実際私はなーんにも起きませんでしたが、
後々考えてみたら、少々無防備です。(他人事)
しかしどの口が言うんだ、と思われるかもしれませんが、
こういった色々な旅(特に海外)をすると、危険察知能力というか、
身を守るすべ、みたいなものが身に着いたと感じます。
あ、この路地やめとこう、みたいな。
すこしタチの悪いホームレスさんのかわし方、みたいな。
(ほんとにどの口が言うんだろう)
話はそれましたが、バンクーバーの夜の街へ出ると、
たまたまその日はセントパトリックデーという
(ただただ飲みまくる)アイリッシュにまつわる祝日で、
路上はべろべろに酔った男女で溢れかえっていました。
なかなかスリルでした、えぇ。
そしてタコス屋さんをみつけたので(避難)。
某サンドウィッチ屋さんの様に、自分でトッピングを選べるシステムで、
たしかフムスと野菜のタコスを注文した気がします。
すこしマッチョな、ラテン系のかっちょいいおじさんが
その大きな手でタコスを包んでくれて、
「・・・ひよこ豆、多めがいいな。」って言ったら
ニヤっと笑って、しょうがねぇなぁ、といった感じで
サービスしてくれました。キュン
最後にはHave a good nightとウインク。堕ちました。
そしてホステルへ戻ると、他のメンバーが全員集合。
2人はオランダからのバックパッカー、
もう一人はテキサス州から一人で旅をしているという
とっても明るいサバサバ系少女でした。
軽く挨拶を交わした後、
「今日賑やかだったよねぇ。たくさん飲んだ?」と聞くと
オランダ人の2人は祝日であることを知らなかったようで、
「ちょっと飲んできたんだけど、私たちもうおばさんだからさ~」
・・いやいや、どう見ても20代前半かとっっ
なにはともあれ一日ルームメイト、みなさん本当に良い人で
寝る時もベッドの上から「私のライト、気にならない?」
って言ってくれたりして。ホッ
現役バックパッカーからの、旅の心得、みたいなものも
教えてくれたり。(ビーサンは絶対持ち歩くとか)
次の朝は、私の南部の想像そのままのテキサスっ子が
「朝食無料だからいかないと損だよ!今から降りるけど一緒にどう?」
と誘ってくれて、・・・・っしゃ行くっ!
一階のカフェテリアに降りると、みんなが寝起きのあどけない様子で
朝食と会話を楽しむ風景。わやわや
テキサスっ子を見つけてテーブルにお邪魔すると、
彼女が「こっち座りなよ!」と次々にお友達が集まる。
饒舌カナダ人と、少しシャイなニューヨーカー、まるで天使なドイツ人、
5人4か国ガールズトーク・・楽しくないわけがないです。
よく外国人はフレンドリー、という人がいますが
勿論そんなことはありません。
国民性は存在しますが、人間性は別物です。
ただ、あまり見返りを求めないというか、
自分がしてあげたいから、こうしたら楽しいから!
と思ったら、あまり後先のことを気にせずに行動する
傾向はあるかもしれないです。なんとなく。
する方もされる方も、良い意味で
意思表示がはっきりしているからなのかもしれません。
アメリカで誕生日プレゼントがあまり気に入らないものだったら、
返品して別の物に変えるのも、全然失礼なことには当たらないそうな。
日本だったらまず出来ない・・(笑)
ってなわけで、私をその輪に入れてくれた、
超絶フレンドリー素敵な人たちと美味しい朝食を頬張る。
饒舌カナダ人の日本行きたいんだよね、という話題になり、
真っ黒のソバージュが印象的な彼女は、
かなり大阪のおばちゃん寄りの性格で、
いつもニコニコして私の話を聞いてくれました。
ふと、「私日本に行ったときね、小さかったけど地震を経験したの!
あれってさ、、なんかエキサイティングだよね!」
私は正直、胸中それに同意は出来なくて、
でも空気的に「いやいや~地震は笑い事じゃないんだよ~」
とおちゃらけた感じで言ったのですが、
たぶん、私の表情の、ほんのほんの微動に
気づいたんだとおもいます、
すぐに彼女の顔が一変して、申し訳なさそうに
「あっ、、ごめんね、そうだよね、笑い事じゃないよね、」
と言って今の被災地の現状について聞いてきました。
私は特別そうして欲しかったわけじゃなくって、
むしろ知ろうとしてくれてありがとう、とも思ったのですが
その時になんだか、言葉とか言語の垣根を超えた何かを感じた気がします。
すごくあたたかくて大切な何かです。
朝食を終えて、「会えてよかったよ!」と言い残し
みなそれぞれ次の目的地へ。
この一緒に過ごすにしては決して長くはない、
もうちょっと一緒に居たかったなぁ、
くらいの時間が、ちょうどいいんです。
バス停やエレベーターで一緒になったりとか、
知らない人と知り合う機会は、たくさん街に溢れてはいるのですが、
一緒に寝たり、ごはんを食べたり、お互いの話をしたり、
旅の通過点で一瞬の出来事のように思える
そのあとずっと思い出に残るような時間は
ゲストハウスだからこそだと思います。
・・・
そんな楽しい経験をしちゃったものだから、
ゲストハウス好きになっちゃったものだから、
福岡への旅行の際も、宿係を一任させて頂いたんです。
ゲストハウス!ホステル!どう?行かん?どう?
わたしのまわりにいる人たちは、みな、優しいです。
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